[PR] 01. 基礎的な動的計画法の練習とフィボナッチ数列の計算
初めて『Project A』の執筆を始めたとき、私は自分にとても満足していた。もちろん今読み返せば、本当に稚拙で、まさに“中学生が書いた”というレベルの文章だ。しかしその時の私に初めて「達成感」を与えてくれた。その達成感は、暗い世界に閉じこもっていた私に外へ飛び出す勇気を与え、その勇気が『Project A』を諦めずに作り続ける力になった。
そして中学3年生になり、ある瞬間のひらめきが訪れた。「ただの小説に過ぎないProject Aに、ゲーム企画を組み合わせたらどうだろう?」。その瞬間の思いつきを私は逃さなかった。過去に企画していた『Project S』のキャラクタースタイルやスキルたち、『Project R』の基本プレイスタイルを組み合わせ、新たに『Project AD』を生み出した。「D」はDevelopmentのDだったと思う。
その後も私は「自分が望む」新しい挑戦を続けた。誰かに聞くことも、答えを求めることもできなかった。そもそも答えがあるのかすらわからなかった。ただ、自分が選んだ道を進むしかなかった。時には自分がストーリーの中にいると妄想し、時には完成したゲームの姿を思い描きながら、前に進んだ。
この旅は、高校に進学しても変わらなかった。
高校1年生、他の子たちのように学業に集中しなければならなかった。しかし、学業も私の本当の望みを止めることはできなかった。毎日朝4時に寝て6時に起きる、他の子より過酷な日々だったが、私には確かに夢があった。だから学校でも、塾でも、家でも、勉強を続けながら『Project AD』の企画を練り続けた。
当時、私は欠けた心を埋めるために、新しいものを強く求めていた。そんな中、偶然『ささやくように恋を唄う』という作品に出会った。そして「百合」という新しいジャンルを知った。私の世界は再び広がったのだ。
長く考えた末、私は百合作品を見て感じる、可愛くて甘いその感覚を、自分なりの「愛」と定義した。そしてその欠落と寂しさを、少しずつ埋めていった。きっと他人のそれとは違うだろう。しかし間違いではないと信じながら。そしてその愛の中で、自分のストーリーにも愛を咲かせてみようと思うようになった。
それまでただの空気系に過ぎなかった私のストーリーは、「百合」と「新しい愛」を背負い、「非日常の中で生きる少女たちが大人になっていく」成長物語になった。私自身が成長するにつれ、私の書くストーリーも共に成長したのだ。
そしてストーリーを書きたいという思いが強くなると同時に、「自分だけのゲームを必ず作る」という意志も強くなった。だから私は、中学2年生で始めた小さな妄想から生まれた『Project A』を、中学3年で『Project AD』に育て、高校2年生でついに『Astral Days!』という新たな道に作り上げた。確かに誰もいなかった道だが、今は私がその道に立っているのだ。
もちろん、私の人生は思うようにはいかなかった。受験に失敗して浪人し、学業とゲーム企画を両立させる中で体力は限界を迎えた。それでも私は、この道を選んだ。そしてその代償を払うとしても、後悔も、諦めもない。
それが、中学2年生の時に、自分自身と交わした約束だからだ。 本当にやりたいことを見つけ、やり遂げる。そしてさらに、他人の傷ついた心を少しでも癒す。その約束を、私は忘れていない。
(続く)



